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余命宣告されている方からの依頼で、急ぎ公正証書遺言を作成した事例

事 例

余命宣告をされて入院している方からの遺言書作成のご依頼です。

ご本人はお元気な様子に見えましたが余命が短いということでしたので、とくかく急いで公正証書遺言を作成したいとのご意向でした。

この方は、特に相続人間で揉めるという要素はありませんでしたが、ご自身が色々な相続を見てきたことから、残される奥様の相続手続きが煩雑にならないように、公正証書遺言を作成したいとのことでした。

公正証書遺言を作成

ご依頼後すぐに、入院されている病院へうかがい遺言の内容を聴取しました。

幸いにして、ご本人のご意向としては、妻に全てを相続させたい、相続手続きで妻が困らないように(スムーズに手続きができるように)したい、という比較的遺言内容としては、複雑ではない内容でしたので、すぐに遺言書の原案の作成に取り掛かりました。

原案確定後、公証人との打合せも短時間で終了させ、公証人に入院先の病院へ来てもらう段取りを整えました。

結果として、ご依頼から1週間程度で公正証書遺言の作成を完成させています。

弁護士コメント

本件は、とてもお元気だった方が、突如、ガンで余命宣告をされて入院されているという状況で、公正証書遺言の作成のご依頼をいただいたものです。

公正証書遺言は、公証人に遺言者が口授をして作成してもらうものですが、公証人には出張依頼をして、公証役場外でも公正証書遺言を作成することが可能です。

遺言者の方は、公正証書遺言の作成の場面では、公証人にジョークを言うほどお元気でしたが、余命宣告とおりに約1か月後に亡くなりました。

公正証書遺言を作成しておいたおかげで、残された奥様は、預金解約などの手続きを非常にスムーズにできたということで、奥様からは後日、感謝のお言葉をいただきました。

本件のような状況での遺言書作成は、とにかくスピードが求められ、普段から遺言書作成に慣れている専門職に依頼する必要があります。

遺言書の作成をお考えの方は、是非、当事務所へご相談ください。

(なお、本件は、あくまで実際の事例を改変してフィクションとしたものを「解決事例」としてご紹介するものです。)

◇ 横浜で相続問題・遺言問題に強い弁護士をお探しなら、当事務所へご相談ください!
  ご予約はTEL(045-594-8807)又はメール予約をご利用ください。

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