一度も会ったことがない異母姉妹から遺産分割の提案があった事例
事 例
依頼者の両親は依頼者が生まれてすぐ離婚しており、会ったことがない異母妹から、「父が亡くなったので遺産分割を」というお手紙がきたという事例です。
手紙の内容も、「全ての遺産を異母妹に」という内容であったため、困惑して弁護士へご相談にいらっしゃいました。
手紙の内容も、「全ての遺産を異母妹に」という内容であったため、困惑して弁護士へご相談にいらっしゃいました。
示談交渉での解決
依頼者は、そこまで遺産の取得にこだわることはないが、流石に全く遺産を取得しないという提案をいきなりしてくるのはどうか、ということで、異母妹の提案の仕方等に疑問をもっていました。
弁護士（当職）とも相談をし、少なくとも相手方が開示してきた遺産の法定相続分の代償金は取得するという方針を立てて、弁護士から相手方へ通知をしました。
相手方からは、現金はこれしかない、という返答があり、これは法定相続分の価値よりは若干低額でしたが、依頼者の「これ以上は時間をかけたくない」との意向に則って、示談にて遺産分割協議が成立しています。
弁護士（当職）とも相談をし、少なくとも相手方が開示してきた遺産の法定相続分の代償金は取得するという方針を立てて、弁護士から相手方へ通知をしました。
相手方からは、現金はこれしかない、という返答があり、これは法定相続分の価値よりは若干低額でしたが、依頼者の「これ以上は時間をかけたくない」との意向に則って、示談にて遺産分割協議が成立しています。
弁護士コメント
相続の関係は、時に複雑であり、様々なケース・感情があるものと思います。
今回のケースでは、ご依頼者は、そこまで遺産の取得を望んでいなかったのですが、相手方（異母妹）からの最初の手紙があまりに失礼（最初の手紙で、依頼者の取得分を０とする「遺産分割協議書」を送りつけてくる等）で、依頼者の感情を逆なでしてしまったように思います。
もちろん、ケースバイケースなのですが、相続問題では特に、他の相続人への最初の連絡をどのように行うかは気を付けて行うべきと考えています。
相続問題でお困りの際には、お気軽にご相談ください。
（なお、本件は、あくまで実際の事例を改変してフィクションとしたものを「解決事例」としてご紹介するものです。）
◇ 横浜で相続問題・遺言問題に強い弁護士をお探しなら、当事務所へご相談ください！
ご予約はTEL（045－594－8807）又はメール予約をご利用ください。
今回のケースでは、ご依頼者は、そこまで遺産の取得を望んでいなかったのですが、相手方（異母妹）からの最初の手紙があまりに失礼（最初の手紙で、依頼者の取得分を０とする「遺産分割協議書」を送りつけてくる等）で、依頼者の感情を逆なでしてしまったように思います。
もちろん、ケースバイケースなのですが、相続問題では特に、他の相続人への最初の連絡をどのように行うかは気を付けて行うべきと考えています。
相続問題でお困りの際には、お気軽にご相談ください。
（なお、本件は、あくまで実際の事例を改変してフィクションとしたものを「解決事例」としてご紹介するものです。）
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